topimage

稲場圭信の利他的行動研究室 @

2007-04-25

サイトの移行

サイトを全面的に以下に移行しました。
稲場圭信の利他的行動研究室

今後、このサイトは部分的なデータの保存のみとなりますので、ブックマークやRSSを上記のサイトに変更して下さい。
本サービス提供の方々、サイトを見て下さった皆様、ありがとうございました。

2006-10-07

拙著 The Practice of Altruism

アメリカのRuben Habito教授と共編著のThe Practice of Altruismがイギリスの出版社から刊行されました。

Ruben Habito & Keishin Inaba eds, The Practice of Altruism: Caring and Religion in Global Perspective, Cambridge Scholars Press

内容:
近年、利他主義の研究は様々な研究領域で関心を呼んでいる。思いやりの行動を動機付けるものは何か、思いやりの精神や行動を促進させる要因は何か。本書は他者に対する思いやりと宗教の関係に射程をさだめ、上記のようなアクチュアルな問題に、日本、アメリカ、イギリス、北欧、西ヨーロッパ、タイ、インドにおける11の事例研究からアプローチしている。世界的視野で、社会学、人類学、心理学などの諸研究領域を横断しながら現代社会における宗教と利他主義の関係を捉える新たな潮流を示す論文集。

2006-09-24

宗教と利他主義研究:「思いやり格差社会」の到来

(日本宗教学会第65回学術大会、2006年9月17日発表の要旨:原題『宗教と利他主義:現代社会の新たな動きの分析』)

 現代社会に生きる人びとの心と行いに「思いやり格差」が生まれている。時には自分を犠牲にしてまでも他者のために行動をする人、利他主義の実践者。少しの時間でも他者のためにボランティア活動をする人。自分の利益と豊かな老後だけを考える人。日本という国で日本国民から得た収益、それを高い税金で取られてはたまらないと海外に拠点をうつす企業、法人、資産家。利潤をあげ、自社のブランドを守るためには、消費者の安全をないがしろにし、隠蔽工作を繰り返す企業。お蔭様やお互い様といった言葉を忘れ、自分のことしか考えない自己実現や成功者という言葉に酔いしれる実業家。経済格差は問題ではあろうが、次の世代への橋渡しとしての大人の責任を考えると、利他主義、「思いやり格差」の方がより根本的で、重要な問題である。 [続き]

2006-05-01

新宗教と利他主義

長期のロンドン・フィールドワークにもとづく博士論文の日本語抜粋論文に関する論点をここにアップします。詳しくは以下の論文をご参照下さい。

稲場圭信「新宗教信仰者の利他主義がもつ構造とその発達要因―イギリスの新宗教を事例に―」『宗教研究』334号 2002年12月 91-114頁

概要:近年、社会学、心理学、哲学の分野で「利他主義」研究が再び盛んになってきた。宗教が利他主義を促進するか否かは重要なテーマである。本稿は、イギリスにおける二つの新宗教を事例に宗教と利他主義の関係について多面的に論じた本人の英文博士論文の抜粋を和訳したものである。当事者の視点から宗教者の利他的精神の発達を扱った本研究は、宗教研究としても、道徳性発達心理学としても新たな研究領域を開拓する試みである。

さらに [続き]

2006-04-28

「利他行ネットワーク論」再び

もう10年近く前に書いたものですが、「利他行ネットワーク論」に関する論点をここにアップします。詳しくは以下の論文をご参照下さい。

・稲場圭信「現代宗教の利他主義と利他行ネットワーク」『宗教と社会』第4号 1998年7月 153-179頁

要旨:本研究は、日本の現代宗教における利他主義に焦点をあてて筆者が提示した理論的枠組み「利他行ネットワーク(the Network of Altruistic Practice):他者を思いやり、他者のために善行を実践する人々のつながり」に関する研究である。新宗教の道徳思想及びその世界観について、島薗進が提示した「和合倫理」と対馬路人らが提唱した「生命主義的世界観・救済観」を検討した上で、分析概念「利他行ネットワーク」を用いて現代宗教信仰者の社会に対する意識、利他主義を考察し、利他行ネットワークの行方を展望した。

さらに: [続き]

2006-04-05

社会調査士資格支援サイト

社会調査士資格支援サイトを立ち上げました。統計関連の便利なリンク集や社会調査士資格関連のインフォメーション、社会調査関連の書籍リンクなどがあります。

2006-03-02

アジアのスピリチュアリティ

アジアのスピリチュアリティ―精神的基層を求めて』(樫尾直樹編)が勉誠出版から刊行されました。私は、「ボランティア、利他主義、絆の気づき」166-177頁を執筆しました。

生活の充実、自己実現、自発性、個人主義などを看板に語られるボランティア活動ですが、継続性がともなう時、ボランティア活動はとてもスピリチュアルな取り組みとなります。日本人の精神的基層にあるもの、他者への思いやり、人と人との絆を探究しています。

2006-02-08

religionlinkサイトに掲載

religionlinkサイトのExploring altruism: What makes people help others? に英語のサイト
Keishin Inaba's site for the study of altruism and religion
がInternational sourcesとして紹介されました。



拙論「回心論」掲載

デンマークのInterculturalサイトに以下の拙論が紹介されました。
・Keishin Inaba,‘Conversion to New Religious Movements: Reassessment of Lofland/Skonovd Conversion Motifs and Lofland/Stark Conversion Process’,『人間科学研究』第11巻第2号 2004年12月 33-47頁

Dick Anthony,Thomas Robbinsという有名な学者たちと一緒に紹介さて光栄です。

掲載場所

2006-02-01

新宗教運動事典出版

新宗教運動事典
『Encyclopedia Of New Religious Movements』(Routledge)
イギリス留学時代の恩師、Peter Clarke(オックスフォード大教授)が編集した世界の新宗教運動に関する事典が出版されました。私も5項目執筆しました。
アマゾンでの購入は
Encyclopedia Of New Religious Movements